書店の催し物

青山ブックセンター六本木店・正面

東京・六本木に、青山ブックセンターという書店があります。明け方まで営業しているので、我々のような仕事の人にとってはフラリと立ち寄れる息抜きの空間としてたいへん重宝します。

先頃(注:当時)大きくリニューアルしたのは知っていましたが、新装なってより初めて足を踏み入れたのはつい先月でした。その店内は以前の面影をかすかに残しつつも、大幅に本の場所が移動しており、正直とまどってしまいました。

なじみの本屋では、回遊魚か犬の散歩コースよろしく、自分なりの巡回路があるものですが、また最初から再構築しなおしです。また、閉店時間が朝5時30分だったのが5時00分に、以前より30分早まったのも痛いです。例えば西麻布バーオレンジが4時に閉店、かたづけを終えて4時30分に出るとして、書店の閉店までにまだ1時間あるのか、はたまたその半分しかないのかでは「今日寄ろうか、どうしようか」という時、書店へ足を向ける気分を大きく左右します。


文庫本

…ところで。
これは私だけの現象なのか、いや、そんなことはないと信じて書くのですが、書店(青山ブックセンターに限らず)で立ち読みをしている時、高い確率でトイレ、特に「大きい」ほうなんですが、モヨオしてきませんか?

きっと本のインクにそのような成分が含まれていて、店内に充満しているのが原因だと、勝手に想像しております。それとも、長時間の立ち読みを嫌う店員さんの「念」が、そのようなカタチとなって私に届くのでしょうか。みなさまのご意見をお待ちしております。

オレンジ便り 2006年 11月配信分


追記:深夜・盛り場・六本木!と三拍子揃ったこの書店では時たま、体力を持て余したゴツい酩酊した外人さんを見かけます。しかし、そこはよくしたもので、なだめて取り押さえる店員さんと、隣接する麻布警察署に走る店員さんなど、クールな連携プレーに感心させられます。

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